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ピケティ教授 【パリ白熱教室】

NHK番組ですごく好きなシリーズはいくつもある。

現在進行形では、例えば【72時間】 【Uー29】 【TED】 そして【白熱教室】だ。

今とっても人気のパリ経済大学の若き学長ピケティ教授のフランス語なまりの経済講義【21世紀の資本】の6回シリーズ【パリ白熱教室】が今週までで終了した。70%ほどを観ることが出来た。また、教授はTEDにも10月に出演している。


トマ・ピケティ: 21世紀の資本論についての新たな考察 | Talk Video | TED.com

フランス語なまりがきついので非常に聞き取りづらい。昨年出版された教授の翻訳は6000円近くもするのにベストセラーらしい。

TVでの講義を聞いていると確かに興味深い。もう少し日本の事情が出てくるといいのだが、ヨーロッパとアメリカの歴史的な比較が主のようで、仕方ないかもしれない。

彼の主張は最終的に、資本収益率が経済成長を上回り、最上位1%の人は所得収入より不労所得が多く、今のところは厳格な資産課税は困難ではあるが、所得税累進課税と同様に出来ればグローバルに資産課税にも累進性を強化すべきで、これこそが富の再分配機能には理想的だとしているようである。

要するに、休みなく過労死寸前まで働いて給与所得を年間1億円得て50%以上の累進課税をされている人よりも、のんびり生活をエンジョイしながら株や賃貸収入や運用益で20%程度の低率の課税をされ、しかもタックスヘイブンの国に資産逃避させている人が21世紀の資本の超勝ち組で、ここにもう少し切り込んで累進課税をしちゃいませんか? という話である。

まあ、6時間の早口の講義をこのブログで紹介しきれるはずはないのだが、最上位0.1%の超富裕層に課税しちゃおう・・・と主張すれば世間的には受けるであろう。

ただ、問題は過労死寸前で時間的自由もなく運用可能なほどの資産もなく給与所得だけが少々多いような・・・、例えば僕の様なものにとっては「不公平」を感じてしまうのである。

経済学者や政治家や左翼の皆さんは「富の再分配」こそが最も大切な公平だといわれるようだが、僕は「自由な時間」をもっと公平にくださいよ・・・と主張したい。誰でもが同じだけ自由な時間を楽しめるように、「自由時間の公平さ」を僕にもくださいませ。

読んでくれてどうもありがとう