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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

ゆるりとくつろぎ骨休め

早やくも弥生となった雨模様のきのうの昼下がり・・・ ワンコの和毛をトリミングしてもらいに預けて得たひとときを、ゆるりとくつろぎながら骨休めすることが出来た。

さてどうしよう? 家族とも誰とも仕事とも離れて過ごせる月に数回あるかないかの貴重なひととき・・・ ドキドキしながら何をしようかと思いをめぐらした。

前夜のNHKのど自慢グランドチャンピオン大会に刺激されて「ひとりカラオケ」にて成りきりながら気持ちよく唄うか・・・、デパートや地下街をぶらつき過ごすか・・・、街角のカフェで道行く人々の姿を眺めるか・・・、本屋さんで立ち読みをして過ごすか・・・、などなど妄想してみたが、映画は先週3本も観たことだし、美術館や博物館の特別展はそそらないし・・・

結局は夕刻5時から予約していた水泳のプライベートレッスンまで何時間もあったが、プールのあるジムの休憩室で2時間ほどの昼下がりを過ごすことにした。

スタバのコーヒーではなく、田舎の温泉にあるような小ぶりな「コーヒー牛乳」を2本も飲んで、ほぼ下着のリラックスした状態で靴下も脱いで、リクライニングシートを目一杯倒して・・・1冊の持参した本をユックリと味わった。

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なんとなく新聞広告で魅かれた本のタイトルは【日本の大和言葉を美しく話す】

ほぼ同世代の男性、高橋こうじ氏の最近のベストセラーらしい。素敵な質感と装丁の本で、「こころが通じる和の表現」という副題が付けられている。

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美しい大和言葉を使う人と、美しい字を書ける人を非常に羨ましく日頃思って過ごしているだけに、この本の全てが心地よい音色を奏でてくれていたと感じたものだ。

最近の日本のありとあらゆることに将来的な不安を抱いてしまう中年男にとって、若い人々、例えばせめて自分の子供たちだけでも美しい日本の大和言葉を自然と話せるようになってもらいたいと願う。

ここ数年イタリア語を学ぼうとして明らかに挫折しているが、外国語の習得よりも美しい日本語の習得の方が僕には好ましいかもしれないなァと思う。

今の僕は、邪馬台国の時代から飛鳥時代を経て奈良時代に差しかかるくらいまでが心魅かれる年代なのであるが、今に伝わる日本語のいくつかは当時の人々が使っていたのであろうと思うと何となく嬉しい。時代と地域とで幾多の変遷を重ねてきた大和言葉・・・、奇しきゆかりで日本人として生まれたからには美しい言葉をいつまでも残して使い続けられるようにありたい。

読んでくれてどうもありがとう