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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

今年の雛飾り

毎年2月中旬から4月3日の旧暦の雛祭りまで、市内の雛飾りイベントに合わせて院内にもささやかながら雛飾りをしてきた。今年は二人の娘たちが大学生として巣立ったため家にしまい込んでいた雛飾りの一部を院内に加えて飾ることとなり、折角ならと例年とは飾る場所も変えてみた。ただ、あくまでも医療機関である故、雛壇など大掛かりなものは飾られず、相変わらず「ささやか」には違いないのだが・・・

あまり写真を載せると村澤君がどこの誰かが特定されブログ炎上しかねず、コソっと載せますので、もしも僕が誰かわかっても決して口外しないで欲しいとお願いしておきます。あくまでも匿名ブログですからね。

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その雛飾りを模様替えしたその日、ある患者さんが軽トラックに立派な盆栽の梅の木を乗せて運んできてくれた。

「先生にはこのまえ命を救ってもらったから・・・。もう一鉢もってきましょか?」

そう言って、診察もそっちのけで家まで戻って更に立派な枝ぶりの良い盆栽の梅を取ってきてくれた。タダで貰ったのか、あるいは一時期貸してくれただけなのか? そこんとこは良く分からないままだが、「命を救ってくれたお礼」というからには、ひょっとして戴けるのかもしれない。ただ、命を救ったのは紹介状を書いた僕ではなく、紹介先の勤務医の方なのだが・・・

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院内の、そして周囲の庭の蕾が膨らみだした木々の様子をご覧いただけないのが残念であるが、今年は玄関付近と受付付近に飾ったのでスタッフと患者さんの話が弾むのが診察室まで届いて嬉しい気分になる。

「これは先生の娘さんの時のでしょ? さすがにイイの飾られてるわねぇ  ここのは綺麗で毎年そろそろかなァと愉しみで病院に来るのよ」とか、明るい気分を患者さんに届けれていればなによりでもある。

そんな声が聞こえるたびに、僕には娘たちが生まれたころの喜びが蘇ってくるのも確かで、結局は僕が一番この雛飾りを毎年愉しみにしているようだ。

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院内には娘たちの絵画なども数点飾っているのであるが、自分の職場を娘たちのゆかりの品々で飾れる贅沢など、娘たちが誕生した20年ほど前には想像したことは正直無かった。子供たちの成長を願いつつ仕事に打ち込める幸せをかみしめることのできる良き初春の麗らかな弥生3月・・・、明日からも仕事をガンバロウ

読んでくれてどうもありがとう