読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

新入生

今朝、いつもの様にワンコ達と朝の散歩に出かけたら、ひときわ小さな背丈の小学生たちが「ワ~ァ、ワンコだァ プードルだァ~」と言って驚いたような声をあげた。いつもの時間に、いつもの散歩コース・・・ いつも小学生とは出会っていた筈なのに・・・

自慢のワンコ達は近所の小学校に通学する子供たちの人気者、もう2年以上、雨でもない限り毎朝の日課である。だから、どうして今日はこんなに笑顔と遭遇するのか不思議だった。

f:id:murasawatakehiko:20150329000419j:plain

お散歩コースの終盤には先ごろ新しい校舎が完成した僕の母校の小学校がある。そして、今朝はその校門のそばに、大きな飾られた「入学式」の看板が・・・

「そうだったのね・・・ あの子たちは新しい1年生たちだったのね・・・ 初めて我が愛犬たちと出くわしたのね・・・」と、ようやく合点がいった。

f:id:murasawatakehiko:20150328235217j:plain

新しい校舎に新入生を迎える朝は、桜が散ったというのに凄く寒くて、僕は冬の装いだったのだが、関東では雪まで降ったそうな・・・ 雪の中で入学式を迎えた子供たちもいたことだろう。

新入生、新入社員、新米医師、新退職者、新浪人、新議員、新社長、新ホームレス・・・

僕自身、50年近く前の小学校新1年生の頃は覚えているし、幼稚園の入園式もかすかに覚えている。もちろん、真新しい紺色のスーツに身を包んで臨んだ大学の入学式も覚えている。医師になって初めて医局に集合した瞬間の緊張の中にも晴れ晴れとしたヤル気に満ちた日のことなど決して忘れはしないであろう。医師になって早30年が経過したこの春、2人の娘たちも美しい春の日差しの中で大学生活を満喫していることだろう。

娘の一人が先日メールをくれた・・・「勉学にも友人関係にも部活にも積極的に取り組みつつも、謙虚に大学生活を送ろうと思っています」

ちょっと回り道して医学生になった娘にも、きっと美しい春が訪れてくれたと信じたい。僕が感じた「あの想い」もきっと人一倍感じてくれていると思う。

読んでくれてどうもありがとう