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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

高血圧の話

今日の外来で面白いことがあった。久しぶりに病気の話なのに思いっきり笑った。高血圧の話題だった。

なんと、彼女のワンコが高血圧の薬を服用しているという。そのワンコは2種類の薬を飲んでいて、当院で患者さんに処方している薬代よりもワンコの降圧剤の費用の方が高いという。

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ワンコの血圧測定をどんな血圧計でするのか観たことはないし、よく行く獣医さんの所で血圧計を見たこともない。あるいは、普段はどこかにしまい込んであるのか? 聴診器を当てられたり、超音波検査やレントゲン撮影や血液検査や尿検査は獣医さんの所で経験はあるが、なんと高血圧のワンコがいるんだなァと、妙に感心してしまった。確かにワンコの食生活の乱れは人間様の都合で容易に生じてしまうだろうし生活習慣病で悩むワンコ達がいるだろうことは想像はつくが、ワンコの血圧を測って「減塩しなさい」とか「痩せなさい」とか「運動しなさい」とか「十分に睡眠をとりなさい」とか「他の犬との関係をストレスなき状態にコントロールしましょう」とか「イライラしないように」とか「ご両親は高血圧でしたか?」とかワンコにアドバイスする光景はなんとも微笑ましぃい~~~

患者さんが言うには、「うちの主人が悪いんです。自分と同じように何でも沢山食べさせちゃうんです」とのこと。注意すると、「犬に急にダイエットさせるのは意味も理解しないだろうから可哀想だ。だから減らさなくてもいいんだ」と主張されるのだという。確かに犬に将来の健康のためにダイエットしよう…と言っても理解してはくれないだろうが、そこは飼い主の責任であろう。

まあ、高血圧患者さんと高血圧ワンコ患者の話を出来て勉強になった一日だった。

読んでくれてどうもありがとう