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官能とユーモアのセンス

「官能とユーモアのセンス」が 政治家にも 経済人にも、今の日本人全部に欠けているじゃないか!!!

そういって佐野元春は怒っていたようだ。

僕自身は「官能とユーモアのセンス」は溢れるほど持ち合わせて困っているけどね(笑)

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インタヴュアーである田家秀樹氏は佐野を古くから評価している年上の音楽評論家だが、途中からドンドン高揚していく佐野の言葉の一つ一つにドギマギしているのがよく分かったほどだ。何に対して佐野が魂を向けているのか少しわかってはいるのだが、100%賛同出来ない自分自身もドギマギしてしまう。

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「尖がってますね・・」田家はそう最後に佐野を評したが、もちろん肯定的な評価だと思う。(ゴメン、上の二つは同一です、訂正できない)

佐野自身は世の中全体に欠けているもの・・・、それを問うために様々に表現をし始めている、35年目なのにである。

同世代の日本人の音楽アルバムとして「ブッチギリで質が高い」と彼自身が胸を張って表現してしまった。これに関しては僕が妻や周囲の知人たちに常々使う言葉なので僕には不思議でもなんでもない評価なのだけど、佐野元春自身がストレートにそう言ったのには何らかのモドカシサがあるのであろう。

「15歳から25歳の若い世代での才能を見出したい、紹介してほしい」 これも佐野が30歳を超えたあたりから実践している行動であるが、チョットばかり今どきの若者に物足りなさを感じているのだと思う。

僕の神様、佐野元春はドンドン前に行ってしまう。NY時代のジョンレノンや他の誰とも違う、教授と言われる坂本龍一なんてブッチギリで置いてきぼりにしていくような佐野さん。生前の大瀧詠一さえ抜き去っていた表現者は、ますます完璧なものに向かって行く気がするが、少しだけ危うさも感じないわけではない。

しかし、彼の音楽を評価できる人が増えないのは、少し速く進みすぎるのだろうし、この音楽番組を聴いていて、佐野元春の偉大さと危うさが交錯しているのも感じてしまう。

無論、今後何があろうと僕の神様であることには変わらない。

佐野さん、今度のアルバムは素晴らしいよ。これからも期待してるから