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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

【悲素】  衝撃の本ですね

7月22日だったかな?当ブログで記事を書いていたけど、帚木蓬生さんの最新刊【悲素】を2か月もかかってようやく読了した。凄かった・・・

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僕の神様、帚木先生の著書は全て読了しており、そのほとんどは1週間以内に読み上げていたのだが、珍しく2か月の歳月が・・・

それくらい今年は超多忙だったということなのだが、サイクリングも6月~9月はほとんどしてないし、読書はこれだけ、映画も少々、妻との愛の時間だけはたっぷりと・・・(これは冗談)

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まあ、スゴイ本だった。医学用語満載、かつ難解な内容。しかし、和歌山カレー事件が舞台で、想像するに実在の九州大学の先生方が多数登場され、医学の徒のなすべき行い、あるべき姿が示される、まるで教科書の様な風格の小説だった。どこまでが事実でどこからが創造なのか・・・もう全てが帚木先生のマジックで混然一体、スリリングな追体験だった。帚木先生の著作としては異質なものだが、名作というよりも傑作かと感じた。

まあ、帚木先生の初心者には少々重たい作品で「投げ出し」の可能性もあるだろうからご注意を。ただ、帚木先生の小説家としての力量がヒシヒシと感じられる作品、若い医療人の皆さん、法曹界の皆さん、ぜひ読んでほしいと思う。

森山先生、読ませてくれてどうもありがとう